１ガルドン札





　これが、かつて日光地方で流通していたと言われる、１ガルドン札であります。。。


　単位の「ガルドン」とは、チェコ方面から突然やってきた日光の救世主、ラデック・ガルドン様のお名前に由来しているのであります。

　お札の肖像画にもガルドン様が描かれているとおり、当時の日光地方で崇拝の対象になっていたことが窺えます。

　当時の闇レートでは、１ガルドン＝100円ほどで取引されており、１ガルドンでジュースなどが、３ガルドンで焼きそばなどが購入できたと記憶しております。


・・・と書くだけでは、当時を知らない人には、何のことやら分かりませんね。(^^;)


　このガルドン札は、古河電工のファン感謝デーの際に、模擬店などで使用された「通貨」でした。

　入場の際に、100円を１ガルドンと交換するという塩梅。

　選手たちが模擬店で焼きそばとかを作っており、ファンと選手たちが身近に感じられるイベントだったと思います。

　当時の日本リーグは、今よりもはるかに企業チーム色が強くて、ファン感謝デーのようなイベントをやったのは、古河が初めてだったんじゃないかと思います。

　このガルドン札を眺めるたびに、当時の雰囲気を思い出しますね。

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